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2006年7月25日 (火)

土用の丑の日

みなさんこんばんは宗右衛門です。

九州地方は、記録的な大雨ですが

佐賀県は比較的軽症ですんでいます。

 

ただ、野菜の値段、特に緑の葉物野菜は

これから間違い無く高騰すると思います。

さて、今日は土用の丑の日も迎えたことですので

それにちなんだお話をしてみることにします・・・・・

 

 

 

魅力ある料理とは一体何をさすのでしょうか?

 

一番大事なのは何と言っても

 

      

 

どんなに安かろうと高かろうと

味が悪ければ話になりませんので

当然ですね。

 

次に            見た目

そして           雰囲気

更に           サーヴィス

意外な盲点が       匂い

 

 

大きく分けるとこれくらいでしょうか?

 

さて、今日はこの意外な盲点である

匂いについてちょっとした小噺でも

してみたいと思います。

 

 

昔あるところに

うなぎやさんがおりました。

季節は夏の真っ盛り。

脂の載ったウナギを

ジュウジュウ言わせながら

こんがりふっくら焼き上げます。

 

もうもうと煙を立ち上らせ

ぱたぱたとうちわで扇ぎ、

いいにおいをさせてます。

 

ある日そんなウナギやさんに

一人の奇妙な男が現れました

 

自称、大のうなぎ好き

 

しかしお金の無かった彼は

どうしてもウナギが食べたいと

お店の外に一人立ち

暫く辺りを眺めていました。

 

仕方なくあきらめたのか

その男はいつの間にかいなくなっていましたが

 

次の日

 

手に、大盛りに盛られた白ご飯を持って

再び現れると

うなぎのにおいでご飯を食べ始めました。

 

うなぎやは最初こそ

笑って見ておりましたが

その彼は次の日もやってきました。

 

次の日も

そのまた次の日も

 

ウナギやさんも

連日来られたらたまりません。

そこで彼にこう言いました。

 

「こう毎日来られたんじゃ商売上がったりだ!!」

「気持ちは分かるが、食べてえんなら金持ってきな!!」

 

そして翌日

再び現れた男は

性懲りも無く

うなぎの匂いでご飯を食べ始めます。

 

堪忍袋の緒が切れた店主は

鬼の形相でその男に近づきました。

 

そして、店主が男の目の前に来た瞬間

その男は

おもむろに

右手を差し出します。

手には、金の入った袋を持っていました。

「話が分かるじゃねえか」

と言った店主を尻目に

 

その男は

目の前でじゃらじゃらと

音だけきかせたそうな・・・・・・・・・・・・

 

まあ、なんとも小気味の良い話ですが

旨いオチが付いたところでおしまいです。

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2006年7月14日 (金)

幻のブドウ海老 その2

みなさんこんばんは

 

実は昨日からブドウ海老にお問い合わせが多く

アクセス数もまた再上昇。

 

正直、なぜかな?と思っていました。

すると、お客様のほうから

昨日のどっちの料理ショーで放映された

ブドウ海老は売り切れたのですか?

とのお言葉が・・・・・

そうです。実は

僕も把握していませんでしたが、ブドウ海老が

どっちの料理ショーで放映されていたのです。

まさか2週連続で、当店が扱っている食材が

放映されるとは露知らず、

全くのノーマークでした。

すいません・・・・・

と言うことで、本日より

限定15セットで販売いたしますので

お問い合わせを頂いた皆様

及び

昨日御来店頂いたお客様

御注文をどうぞお願いいたします。

(お問い合わせ時に、入荷したら販売してくださいと

 既におっしゃられていた方には、

 在庫を取り置きしています。

 メールにてお知らせしましたので

 ご確認後、返信くださいませ。

 尚、日曜・祝祭日も営業しておりますので

 ご遠慮なくお申し付け下さい。)

いつも、宗右衛門通信をお楽しみいただいている

皆様には申し訳ありませんが

今日は業務連絡に使わせていただきました。

こちらもヨロシク!!

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2006年7月11日 (火)

その後

 

先週の木曜日の放送から、少し日にちがたち

チョットづつ落ち着きを取り戻している今日この頃です。

 

コメントを頂いた皆さん。

おかげ様で、ふるたけ牛の圧勝でした。

余裕を見せて言うのならば、

冬の青森県大間の本鮪と対決してみたかったという

ところでしょうか?

 

放映時間中から放映後3時間くらいが、

アクセスのピークでして、

その3時間だけで約3万件のアクセスをしていただきました。

 

ご注文頂いた方も、ふるたけ牛に興味を

もって覗きにこられた方にも

アクセス集中のため

随分ご迷惑をおかけしましたことを

ここでお詫び申し上げます。

 

ふるたけ牛に関しては予約販売分もほぼ

完売に近い状況でして、

来週あたりにでも、お中元コーナーを設置して

再度ふるたけ牛と佐賀牛の販売を5千円ほどで

行いたいと思います。

 

勿論安売りをするつもりはありませんが

そこは料理人ならではの

技術で美味しい部分は素材を生かした商品に、

脂身などはハンバーグの甘味出しに使ったり

することで低価格に押さえることが可能になりました。

 

まだ暫くは、このブログを

ゆっくり書くことが出来ない状況ですが

貧乏暇無し、忙しくやっているんだと

思ってください。

 

では、今日はこれから僕も一緒に

玉葱のみじん切りを手伝いに

その後は、美味しい水を求めて

山に行ってきます。

 

こんな充実した日々を送るのも

良いものだと、最近忙しながらも

実感しています。

ではまた^^

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2006年7月 1日 (土)

古竹さんの「ふるたけ牛」との出会い

 

皆さんこんばんは

お久しぶりの店長です^^

雨が多い今年の梅雨ですがいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は古竹さんとの出会いについて・・・・

と言うリクエストでしたので

石原君に代わって私が担当します。

 

そう。

思えば私が古竹さんと出会ったときも雨が降っていました。

 

遡ること昨年の11月。

本来の目的は、伊万里牛探しではなく

伊万里焼の窯元を尋ねて

いろんな器を勉強しに行こうと言う目的でした。

 

同じ佐賀県に住むとはいえ、慣れない土地ゆえ

地図を片手に小雨の振る中

一路、伊万里に向かって車を走らせます。

 

焼物のギャラリーは市内にもあったのですが

窯元さんは土が取れる山のほうに

工房を持っている方もいるらしく、

道なき道を 勘と型式遅れのナビを頼りに

彷徨います。

 

明らかに道に迷い、雨ゆえに

視界も悪く、自分達がどこにいるのか分からなく

なって引き返そうとしたそのとき

ある言葉が僕らの目に飛び込んできました。

 

木と木の間に弾幕(のれん?)みたいなものが

張られていて、そこには(正確には思い出せませんが)

こう書いてありました

 

平成17年度 

 全国肉用牛枝肉共励会最優秀賞のふるたけ牛

 

と。

最初は、良くある宣伝文句みたいなもので

お菓子で言えば、モンドセレクション 金賞受賞みたいな

物だと思っていましたが、始めてみる言葉だったので

ちょうど近くを歩いてらっしゃった農作業中の

オジさんに声をかけます。

 

分かったことは

昨年の全国一のチャンピオン牛を育てた人の

牧場がすぐソバにあるということでした。

 

これを聞いた僕らは、道に迷ったことも

器を見に来たことも忘れ

とにかくそこに行ってみたくなりました。

 

近くにいらっしゃるということで

アポも取らず、はやる気持ちを抑え

早速向かいます。

 

家に行ったけれど不在だったらしく

今度は牛小屋を見に行きます。(勿論アポ無しです・・・)

 

すると、そこに一人の男性が・・・・

年のころで言えば40代。

年で人を判断するわけではありませんが

まさか、その方が古竹さんだとは気づかずに

勝手に牛小屋に来た僕らが発した第一声は

 

「あ、おじさん。すいませんけど。古竹さんは

 いらっしゃいますか?」

 

「は?オイが古竹ばってんが、どちらさんですか?」

 

「あ・・・・・あ・・・・・すいません・・・・・・・・・」

コントではありませんが、これが始めての出会いでした。

 

その日は雨だったせいか

そんなに忙しくも無かったらしく

ウチに案内していただき、話をはじめます。

 

特別、古竹さんの牛を宗右衛門で使いたいとか

そういうものが目的ではなく

一人の料理人として、一人の生産者と話しをしました。

 

そこでいろいろなことを教わりました。

土作り

牛一頭一頭にもクセや特徴があること。

食べさせるものの気遣い。

 

そして、牛のことが気になって

この20年間。旅行にすら行っていないということ・・・・・

 

ああ、この人は一流の、本物の職人なんだと感じました。 

 

私が定める一流かどうかの定義は簡単で、

自己満足で働いているか

己の使命感で働いているかの違いです。

前者は技量やお金を求め、後者は突き動かされるある種の

衝動や内から湧き上がる情熱で動きます。

そこに、技術やお金は存在しません。

だって、技術やお金は他人が他人と比べる価値感だから・・・・ 

 

話がそれましたが

その実直さ、ひたむきさ、男としての内に秘めた熱さ。

話を聞いている私たちも熱くなってしまいます。

そして、僕らの話を少しだけしました。

 

最後に、

「偶然ってあるものですね。」

と言う話をして、帰ることになりました。

 

自分ではそんなに時間がたった気がしませんでしたが

3時間くらい話していたみたいで

予定を変更して

窯元めぐりは、また今度・・・・・

 

「いやーー、それにしても良い出会いだったなあ」

 

そんなことを思いながら帰路に着きました。

後日、改めて電話をして、先日の感謝を伝え

みんなにも肉を食べさせたいから

今度送ってくださいね。と言う話をしました。

 

これが、私たちと古竹さんとの出会いでした。

まさか、これが縁で一緒に仕事をするなどと言うことも

考えていませんでしたし、

正直、どっちの料理ショーから取材の依頼が来るなどとは

全く予想もしていませんでした。

 

しかし、今回のテレビ出演で

一人でも多くの人に「古竹さん」と「ふるたけ牛」の素晴らしさを

皆さんに知っていただき、

また、古竹さんだけでなく

日本全国の職人さんたちの励みになっていただけたのは

何よりのことでした。

 

名前が売れるというのは

良い面もあれば悪い面もあります。

良い面は前述したとおりですが

悪い面は、環境が変わってしまうことです。

 

放映後、多くの視聴者様から私共のサイトだけでなく

古竹さんの自宅にも様々な電話が掛かる事でしょう。

あんまり電話が掛かってきて、仕事にならないと言うことに

ならなければ良いけれど・・・・

だれかが、古竹さんの名前を騙って、いんちきな商売を

しなければいいけど・・・・・

 

そんな不安もよぎります。

ですから、もし、今日このサイトをご覧になられた方。

古竹さんは、テレビに取り上げられても

あくまで一人の、実直な生産者であることを

どうか御理解下さい。

 

そして、もし、古竹さんの「ふるたけ牛」に

出会う機会があったなら、

そのときは、古竹さんの笑顔を調味料に

美味しいひとときをお過ごしくださいませ。

 

 

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