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2006年5月28日 (日)

ペリーの黒船と捕鯨禁止の謎

 

江戸幕府による鎖国を破り日本を開国させたのは、

実は・・・・・・・・・・・・・・・太平洋のクジラ漁でした。

 

ジョン万次郎も捕鯨船に助けられました。

 

18世紀~19世紀半には、アメリカ式捕鯨が盛んになります。

昔から日本近海はマッコウクジラの

良漁場として知られていました。

緯度的に全てのマッコウクジラの

回遊可能域にあたるのが理由のようです。

そのマッコウクジラを追っていた、

欧米の捕鯨船団が燃料や食料補給のために、

江戸幕府に開港を迫ったのが日本開国の

一番の理由でした。

 

つまり、日本を開国させたのは

単に燃料と食料が欲しかっただけ・・・・・・・・・

 

「何言ってんだよ!!勝海舟の活躍だよ!!」

 

と憤るロマンに満ちた勝海舟ファンの皆様には

申し訳ないのですが、現実は

ドラマではなかったのです。

言われてみれば、当時鎖国を続けていた日本に

欧米諸外国が求めるものといえば・・・・

 

それくらいだったのかもしれません。

 

ところで今、

捕鯨禁止になっている本当の理由を 

皆さんご存知ですか?

 

勿論、始まりは生存数の減少でした。

 

生存数の少ないクジラから

徐々に捕鯨禁止になっていったのです。

 
1936年~ セミクジラ、ホッキョククジラ
1948年~ コククジラ
1963年~ シロナガスクジラ
1966年~ ザトウクジラ

 
しかし、1972年の国連人間環境会議で

アメリカが突然だした「全ての商業捕鯨を

10年間禁止」提案。それが可決され

1982年商業捕鯨全面中止へとつながります。

 

1978年以降、捕獲が認められていたのは

ミンククジラだけだったのです。

 

では、1972年になぜアメリカは

こう言う提案をしたのでしょう?

 
それは、ベトナム戦争で
アメリカが行った

自然破壊に対する国際的非難を

クジラでかわすという政治的判断であったと言います。

 

科学的根拠があれば、納得できますが・・・

 

ミンククジラの捕鯨禁止については

国際捕鯨委員会の科学小委員会でさえ

科学的根拠が無いとしています。

南氷洋だけで、1970代始め:7万頭→1990年頃31万頭

 

しかしながら、絶滅が危ぶまれる

シロナガスクジラなどの回復は思わしくありません。

 

しかも、その原因の一つがミンククジラで、

ミンククジラの増加が

絶滅が危ぶまれるクジラの増加を

妨げていると言う可能性も大きいといいます。

 

それだけでは有りません。

 

7,8年前くらいから、

日本近海産の鰯の値段が

徐々に高くなったのをご存知でしょうか?

 

3年前くらいから

日本近海産の

秋刀魚の値段が上がったのを覚えていますか?

 

一因として日本近海に出没する

ミンククジラが上がっています。

 

北海道沖では

漁船が照明でサンマを集めると、

クジラがやってきて食べてしまうんだそうです。

 

日本の太平洋側だけで推定数2万5千頭。

 

以前はマイワシを食べていたのが、

マイワシが減少しているので

サンマを食べているようです。

スケトウダラを食べているとの報告もあります。

 

海洋汚染で

クジラの胃の中からビニール等の異物の発見も

多くなっていますし、

化学物質の影響も調べる必要があります。

 

しかし、アメリカでは海獣保護法(1972年)で

クジラに触ることさえ法律違反と言う事で、

実態把握のための発信機取り付けさえ

手続きが大変といいます。

 

良識ある科学者は、

このような現状では天然資源を損なわれ

逆に環境が保護できないとしています。 

 

僕は考えます。

 

本当に、放って置くのが正しいのでしょうか?

人間が、クジラの数のバランスを壊さず、

環境を汚染してない状況下では正しいのでしょうが、

これだけ乱獲をし、

環境を汚染してしまった現状下での放置は、

将来に深刻な問題を生じる可能性が充分考えられます。

 

大体、僕がこんなこと知ってるくらいですから

グリーンピースの人間も世界中の誰でも

これくらいは知っているんでしょう?

 

だったら、すぐに調査すればいいのに・・・・・

 

政治の世界の責任を・・・・・・・

 

ちなみにゴジラの名前の由来は、

ゴリラとクジラを合わせて作られたと言われています。

 

また、鯨の潮吹きは鼻孔から出す空気が、

空中で急に冷やされるため水蒸気が凝結して白く

見えるのです。決して潮を吹いているのでは、ないんです。

 

そして、鯨の祖先はカバの仲間に近い動物だったと、

最近、長い論争に決着がついたようです。

 

今日は役に立ちましたか?

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コメント

おじゃまします。
鯨の肉昔食べました。鯨のベーコン・塩鯨となすの炒め物。酢の物、美味しいです。食べられなくなってずいぶん立ちますが、そういった事情だったんですね。保護も行き過ぎると、自然界の循環を壊すのかもしれないですね!

ところで、質問していいですか?

・ブログランキングのポイントってスーパーのポイントみたいに買い物できるんですか?
また現金化・金券化できるのですか?

・ポイントのカウントはどの時点でポイントとなるのですか?
 (普通にブログがクリックされたときですか?それとも、緑のバナーがクリックされたときですか?ブログランキングの一覧からクリックされたときですか?同じブログ内のリンクをクリックしたときはどうですか?)

あるブログで急激にポイントがアップして、「不正だ!」「いや不正じゃない!」ともめていました。何が不正なのかよくわからなかったものですから。

このブログのコメント欄に顛末がのっています。
   ↓
http://donzoko.livedoor.biz/

忙しいのに、ごめんなさい。

投稿: ろろまる | 2006年5月28日 (日) 午後 10時41分

こんばんわ。先ほど、偶然にも鯨禁止の事を考えていたところでした。開国を迫ったのはアメリカですか!その理由もいかにも欧米らしい身勝手な感じがします。昔の給食では鯨を食べたかと思います。当時アメリカは鯨を食べるのは野蛮だとか可哀想だとか言っていたように憶えておりますが、いっぽうではマックで多くの食用牛を食べまくっていることに矛盾を感じます。ベトナム戦争を鯨でかわすためだったのですか。。。欧米嫌いに拍車がかかりそうです。

投稿: タジイ | 2006年5月28日 (日) 午後 11時08分

こんばんは

へぇ~~~そうだったんですか?
いつもいろんなことを教えていただける
このブログは私の教科書です。
でもただの暗記するだけの教科書ではなくて
しっかりと考えさせられる教科書です。
こんな教科書は初めてです。

またお勉強に来させていただきます。

投稿: いとい | 2006年5月28日 (日) 午後 11時30分

お久しぶりです。コメントありがとうございました。
美味しいブログで元気を頂きました。
鯨のベーコン、父が好きで良く食べました。
アメリカらしい考え方ですね。イラクも原油が目的だたのでは?なんて思っています。。。

投稿: puffpuff | 2006年5月29日 (月) 午前 01時20分

ご訪問ありがとうございます。
へ~勉強になります。鯨は今では高級な食材ですが、昔は普通に食べれてたそうで・・・ゴジラの名前の由来、早速子供に聞いてみます。また訪問しますね。

投稿: フクちゃん | 2006年5月29日 (月) 午前 08時45分

政治的圧力による判断はもうやめて欲しいね。
ちゃんと今の海の中を見て欲しいと思うよ。

投稿: とんぼちん | 2006年5月29日 (月) 午後 12時27分

生態系をこれだけ崩して、今度は放っておく。
うーむ。
考えてしまいます。地球は人間だけのものではないはずなのに。。

私の「ひなたぼっこ」でよければ、お気に入りにリンクしてくださいm(_ _ )m
ありがとうございます♪

投稿: hana | 2006年5月30日 (火) 午前 12時00分

>ろろまるさんへ
 
 人気ブログランキングのポイントはここのサイトで言えば、緑のバーナーをクリックするとポイントが入ります。
ここのブログを開いても、リンクを開いても
ポイントにはなりません。
しかし、この緑のバーナーでクリックさせずに、みんなが興味のある言葉などでクリックさせていけばポイントが上がるという裏技があります。
 
ご指摘のサイトのポイント数の上がり方が異常な場合、このような手が使われていると言われるのですが、本当に怪しい場合はブログランキングの登録サイトからメールで連絡が有り、除外されることもあります。
 
事情が良く分からないのでコメントしにくいのですが、通常は緑のバーナーを押さないとポイントが入らないようになっています。 
 
>タジイさんへ
 
 アラ、奇遇でしたね。
 タイムリーな話題で何よりです。
 また期待してください^^
 
>いといさんへ
 
 お褒め頂き有難う御座います。
 少しでも皆さんのためになれるよう
 これからも頑張って行きたいと思います。
 
>puffさんへ
 
 そうですね。
もともとタリバンへの支援はアメリカもやっていたのですよ。勿論石油が絡んでいるのは間違いないでしょう、しかし、それだけではないようですね。
 
>フクちゃんさんへ
 
 どうでしたか?
 子供さん、しってました?
 
 僕も意外だったのですが
 言われて納得でした^^
 
>とんぼちんさんへ
 
 いつの時代になっても
 この手の話がなくなることはなさそうですね。
 
 人間の欲がなくならない限り・・・・
 
>hanaさんへ

 
 有難う御座います。
 では、早速登録させていただきますね^^ 

投稿: 皆さんへお返事 | 2006年5月30日 (火) 午後 10時14分

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